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柳ジョージ&レイニーウッド

20代。まだ仙台にいた頃、仕事で転がしてた4トントラックのカーラジオからいままで聴いたこともない曲が流れてきた。リズムは早目のレゲエ?歌詞は土佐の鯨は大虎でとか言ってる。声は野太く掠れ声、インパクトは充分。それから2、3年の後、俺は知人達に見送られて仙台をあとにすることに。 18くらいから作りためた曲のデモテープを持って一旗あげようとコネもツテもない東京へ。1年ほども、とびこみであちこち売り込みに
駆けずり回ったが、案の定何の音沙汰もなく、時間だけが過ぎてゆく。と、ある日渋谷の屋根裏というライブハウスにブレイク前のあのバンドが出ると聞きつけ、デモテープを持って勇んで出掛けた。ライブが終わって、たまたまバンドのヴォーカリストとすれ違いデモテープを渡すと、マネージャーに渡しとくといわれた。
それから1カ月ほども経ち、やはりなんの音沙汰もないので事務所に電話を入れてみたらマネージャーが出てデモテープは失くしたと言われ頭に血が昇った!電話口で大喧嘩が始まり、赤坂まで来い!ああ!行ってやるよ!となった。数日後赤坂の喫茶店で待ち合わせて一体どんな奴が現れるかと待ち構えていたら、ヤバい!頭に包帯ぐるぐる巻きにして、肩からトレンチコートを羽織り、180センチもありそうな、えらい人相の悪い大男が現れた!まずい!ザ、芸能界だよ。あっち関係の人も多そうだし、と思ってもこっちだっていまさら引っ込みがつかない。喫茶店内は今にも取っ組み合いの喧嘩が始まりそうな緊張状態に。テメエなんだこの野郎!お前こそなんだ!
のやり取りのあと、お前今何やってんだ!何もやってねえよ!そうか!じゃあちょっと来い!うーん拉致されるのかぁって連れていかれたところでリハーサルをやっていたのが柳ジョージ&レイニーウッド。それから何年にもわたりスタッフとして働くことになるとは夢にも思いませなんだ。チャンチャン!!

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2015.9.15 ラジオ出演
2015.7.20 ニューアルバム「龍作」完成

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