ディスコグラフィー

荒塊 (ARAKURE) 2001年 1stアルバム

荒魂ジャケット

曲目

1.キングストン
いわずと知れたジャマイカの首都。“その日暮らしの男達とその場限りの女達よ 堕ちてゆくのもいいけれど 陽のあたる場所へ帰ろうぜ。そこはLALALALA・・・キングストン いつだって降り注ぐ陽の光溢れてる”と唄う。アレンジの深町栄が見事なレゲエサウンドに仕上げた。

2.産業道路の出来事
横浜鶴見にある産業道路で繰り広げられるであろう七つの出来事を軽快なリズムと乗りのいいホーンセクションをバックに唄うR&B の佳曲。

3.海を越えてブルースが
“窓際のテーブルで海を見ていた奴のことさ気まぐれに町を出て届いた噂はシカゴ発”ブルースの形態こそとっていないがその世界はまさしくブルース。

4.シーガルタウン
青森県八戸市に蕪島というウミネコの繁殖地がある。ウミネコは英語でシーガル。そして八戸のことをシーガルタウンと呼ぶ。この町を舞台にした普遍的なラブソング。深町栄のアレンジとソプラノサックスの美しいメロデイは必聴。

5.ジャマイカグラスタ
ジャマイカグラスタとは龍作の造語で酒の名前。バンドが一体となって押し寄せるサウンドは大迫力。ハードファンクの快作。

6.悪い夢
王道をゆくバラード。テナーサックスが泣きのメロディにからみつく。春名正治のサックスはどの曲も印象深い。

7.ギターマン
オールマンブラザースバンドを彷彿とさせる疾走感溢れるロック。龍作はあるギタリストをモデルにして、書き上げたといわれるがはたしてそれは? 名手石井清登とスライドギター岩田浩史のギターバトルは聴きもの。

8.マリア
アコースティックギターをフィューチャーしたラブバラード。龍作は顔に似合わず美しいメロディを書く?石井清登のスライドギターが泣かせる。

9.グレイハウンドバス
グレイハウンドバスはアメリカ大陸を縦断する長距離バス。真夜中のカウボーイのジョンボイドとダスティンホフマンもニューヨークから憧れのマイアミまでの旅をこのバスで終える。ホーンセクションが印象的なロックンロール。

10.帰郷
龍作唯一の自作自演曲。自宅録音の音源を引っ張り出してきて作品にしたいわくつきの曲。故郷への望郷の念を唄ったこのアルバムのラストチューン。

 

BEAT LIFE 2005年 マキシシングル

beat lifeジャケット

曲目

1.ビートライフ
龍作のデモテープの完成度が高く、その世界を再現すべく試行錯誤を繰り返したが、結局生のバンドでは再現しきれず、龍作初の打ち込みレコーディングになった作品。ブルースハープの kotetsu が強烈なインパクトを残している。

2.街
岡沢敏夫のアレンジと深町栄のキーボードプレイが光るスケールの大きなバラード。

3.荒くれとあばずれ
横浜黄金町あたりにたむろする、アウトロー達のむせかえる夏を唄ったハードなロック。何度も登場するコーラスの印象的なフレーズが耳に残る。

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